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資本論をわかりやすく訳す

資本論しほんろん: Das Kapital: Kritik der politischen Oekonomie : Capital: Critique of Political Economyカール・マルクスの著作ドイツ古典哲学の集大成とされるヘーゲル弁証法を批判的に継承したうえでそれまでの経済学の批判的再構成を通じて資本主義的生産様式剰余価値の生成過程資本の運動諸法則を明らかにした

Wikipediaより)

マルクス資本論は非常に難解な書物ですが、原因は翻訳のひどさにあるのではないかと思います。

資本主義的生産様式の支配的である社会の富は、「巨大なる商品集積」として現われ、個々の商品はこの富の成素形態として現われる。したがって、われわれの研究は商品の分析をもって始まる。

マルクス向坂逸郎訳『資本論』(1969、岩波書店)より)

訳わからないです。思うに、カント『純粋理性批判』も大層な翻訳でした(中島義道氏は著作で幾度となく訳者を批判しています)。今まであまり岩波文庫を読んでいない人が言うのもなんですが、唯一素晴らしい訳だと思ったのがヴィトゲンシュタイン論理哲学論考』で、これは一体誰がと思ったら、野矢茂樹氏が訳者でした。当たり前ですね。

そうこうしているうちに英語訳なるものを見つけました。

The wealth of those societies in which the capitalist mode of production prevails, presents itself as "an immense accumulation of commodities,"its unit being a single commodity. Our investigation must therefore begin with the analysis of a commodity. 

Marxists Internet Archive より

分かりやすい......とは言いませんが、少なくとも上のような暗号に比べれば格段に読みやすいのではないでしょうか。というわけで、ありがたいことにパブリックドメインなので、これを使って英訳をしようと思います。本当は重訳と言って、タブーにあたる行為なのですが、気にしません() 英語学習の一環としてもやっているので、ご寛恕ください。

 

(あまりに多いので、分割しました)